20年前のインターネット - IT生活向上ブログ

20年前のインターネット

私は仕事柄比較的早い段階から、インターネットをブロードバンド環境で使用していた。
日本でインターネットにIP接続したのは、1988年WIDEプロジェクトと言われている。

それから1991年日本のDNSとIPアドレスを運営管理をする、現在で言うところのJPNICができる。当時JPNICは東京大学内にあり職員が「手作業」で行っていた。
あまり裏話がでるとまずいが、JPNICの人たちと仲良くなると「ちょっとIPちょーだい」でグローバルアドレスがもらえてた。
今では考えられないことですね。当時HTMLはまだCERNがwwwを提唱し始めた時期で、全世界にホスト数が10万前後しかなかったと思います。
このころは先端だったwwwを立ち上げるべく、試行錯誤しているホストがごろごろあり、構築に関する情報も少ないことから、セキュリティに関しては無防備なホストが乱立し始める。中にはハーバードやらMITやらの親切な学生が「あんたんとこのWebサイトあぶねーよ」とメールが来る事もしばしば(笑)

このころ情報はwwwではなく、もっぱらnews、wais、gopherで得ていた。このあたりの単語を聞いて懐かしさを覚える人は、そうとうインターネット暦が長いと思われる。当時まだ個人ユーザはPC-VANなどで情報を得ていた時代だ。

newsはどちらかと言うと2chに近いノリだが、いまのように簡単に利用できるシステムではなかったため、newsに参加している人は、最低でもネットに詳しい人達だったと言える。
そしていつの時代もエロは不滅で、この時代でも夜のおかず的なものは出回っていた。ただ、ありつくには相当苦労が強いられる。
newsは文字サービスなので、データを投稿するには、base64やuuencode等でエンコードされた暗号のような文字列が、数10スレットに投稿されていた。このスレットを保存しエンコード部分だけを切り出しデコードする、そのデータはtar.gzなどの圧縮ファイルなので、それを展開し、最後にモザイクを除去する(笑)というとんでもない作業が入る。
簡略化できるツールも中にはあったが、ツールのインストール自体もそんなに簡単ではない。

この当時は無修正を垂れ流したところで、逮捕されるなんて事はなかったと思うが、使う人みんながある種同種族だったため、あとから回復可能なハッシュでモザイクを入れるのが、まるで暗黙の了解のような感じだった。これも今では味わえない不思議な感覚だったと思います。

それから日本でもwwwサーバが爆発的に増えていきます。
当時は日本ではNTTのホームページがその道しるべとなっていました。NTTのホームページで日本の新着ページが紹介されていたのです。ドメインもなんと「ntt.jp」です。当時直接トップレベルドメインがついていたのは、NTTとKEK(高エネ研)だけだったと思います。

そして1994年あたりから、IIJ等商用ブロバイダやベッコアメ、リムネット等個人向けプロバイダが始まりだす。当時ベッコアメのホームページはユーザのリンク集でした。これも今ではありえませんね。
このころになるとMosaicしかなかったブラウザに、Netscapeが登場し始め、個人ホームページでは<blink>が大流行した記憶があります。

NTTもテレホーダイサービスを始め、TCP/IPスタックを標準装備したWindows95の発売で、本格的に一般ユーザがインターネットに接続し始めました。その後、現在に至るわけです。

で、一般ユーザが増え始めたころでしょうか。先で言う「暗黙の了解」が通じなくなり、KY的な層が増え始めます。
しかし今現在、このKY的な層が大多数を占め、古参の人達の方が逆にKY的な層。なのが現状だと思います。

現在、より簡単なアンダーグラウンドツールに手を出し、ウィスルに引っかかり、取り返しのつかない状況になってる人を見ると、嘆かわしさを覚えます。
ミケランジェロウイルスの時代から、この手のツールを使っている人なら100%引っかからないであろうウイルスがいとも簡単に蔓延する。
便利になったのはよい事だが、便利になってはいけない部分もあるのではないだろうか。
と、2008年の年の瀬ふと考えてしまいました。
みなさんはどうお考えでしょうか。

カテゴリ:日記・コラム
タグ:インターネット コラム

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posted by wing at 2008/12/16 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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